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No.144 坊主狐

【あらすじ】

昔々、ある山に坊主狐という、いたずら狐がいた。いたずらの噂を聞いた雄二は坊主狐を退治してやると、意気揚々と山に向かった。雄二は途中で、母親に化けた坊主狐と出くわし、家まで送り、その家の主人に「みんな狐に化かされている」と告げると、主人は雄二に向かって、血相を変え刀を抜いて襲ってきた。通りかかったお坊さんに助けを求めると、弟子になるなら助けると言われ、雄二は迷うことなく頭を丸めた。あくる朝、雄二は道の上で寝ており、頭をさわって坊主狐にまんまと化かされたことに気づいた。