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No.142 だいの沼とアキ

【あらすじ】

昔々、あるところに茂三とスイと息子の茂芳が住んでいた。やがて茂芳にアキという嫁をめとるが、茂芳のことを溺愛するスイは、茂芳を取られた腹いせと、子供が出来ないイライラで、アキに冷たく接していた。ある晩、アキは自分を責め、だいの沼に身を投げてしまう。茂芳も後を追うように沼に入ったまま戻らなかった。茂三とスイが沼の渕で悲しみにくれていると、どこからともなく「二人は大蛇になって元気に暮らしている」という茂芳の声が聞こえてきた。