■144話一覧へ戻る    ■前のお話へ    ■次のお話へ

No.141 瀬知坊淵の河童

【あらすじ】

昔々ある村に、河童の仕業で馬が頻繁にいなくなるという噂の立つ渕があった。ある日作之助は、自分の馬をつかって河童を捕え、罰として大事なお宝の光る玉を取り上げた。それからしばらくして、作之助に男の赤ん坊が生まれたが、7つになっても歩くことが出来なかった。ある日、河童からもらった玉を背負わしてみると、息子は立ち上がって走り出し、渕に飛び込んだ。作之助は、あの子は河童の化身だったのかと悟り、七年間楽しませてくれたことをしみじみと感謝した。