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No.140 秀念とお糸の恋

【あらすじ】

昔々、秀念という器量の良い若い修行僧がいた。秀念はまちの娘たちの間で評判となったが見向きもしなかった。しかし美しいお糸と恋仲になってしまい、やがて大和尚にお糸と会っているのが見つかり、秀念は破門になってしまう。自分の寺に戻った秀念はお糸への想いが断ち切れず「お糸恋しや」と鐘を撞いている時に血を吐いて命を落としまう。それ以来秀念が亡くなった時間になるとひとりでに鐘が鳴るようになり、村人は手を合わせるようになった。