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No.137 信夫山を作った大徳坊

【あらすじ】

大昔、ある山の麓の小さな村では、山から来る鉄砲水に田んぼや畑を滅茶苦茶にされていた。その年も雨が続き、村長のヨシは頭を悩ませていた。そんなヨシのもとに現れた神様と話が出来るサダ婆は、「大徳坊に頼んで、小高い山を作ってもらいそれで水をせき止めるようにすればいい」と言った。さっそくサダ婆が大徳坊を呼び出しお願いをした。大徳坊は神様からもらった土を運び、こんもりと積み上げた。村人は大徳坊が作った山を見て信夫山と名づけ、土を払って出来た山を一杯森と呼ぶようになった。