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No.131 赤井岳の三猿

【あらすじ】

あるひなびた村の近くの山には、野猿がたくさんいたが、何故か猿たちの頭はみんな平らだった。村を救ったこともある不思議な猿たちにはある謂れがあった。それは、村のえん三という若者が村を襲う猪たちを退治した時のこと。大きな猪を倒したえん三は、頭領の猪と戦い、頭を木に打ち付け、頭がぺしゃんこになった。その後、猪と共にえん三の姿も見えなくなったが、やがて山に頭が平らな三匹の猿が姿を現すようになり、えん三の生まれかわりではないかと言われるようになった。