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No.130 屋根から小判

【あらすじ】

大昔、ある山間に、呉作とお玉という老夫婦が住んでいた。子供はいなかったが、シロという老犬と仲良く暮らしていた。二人は毎日こつこつ小銭を甕に貯めていた。ある日、甕を開け銭を数えていた二人の様子を義助が見ていたが、シロに吠えられその場を去った。しばらくして甕を盗んだ義助が、自分の家で甕を開けると、中はマムシでいっぱいだった。逆上した義助は呉作の家の屋根に登り、室内に甕の中身をぶちまけた。しかし飛び出したのはマムシではなく、たくさんの小判であった。