■144話一覧へ戻る    ■前のお話へ    ■次のお話へ

No.123 会津の雪

【あらすじ】

昔々、会津のある村に、領主様から「都から来る時までに村中にチリひとつ落ちてないようにしろ」というお触れが出た。村人たちはなすすべも無く頭を抱えていたが、そこへ現れたお坊様に必死の思いで相談すると、お坊様は「雪というものを降らしてみましょう。雪はゴミもホコリも隠してくれます」と言い姿を消した。あくる朝、村人たちが起きてみると辺り一面が真っ白になっていた。雪が降り積もったおかげでゴミもホコリも見えなくなり、領主も村に入ってこれなくなった。このときから会津に雪が降るようになったという。