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No.118 孫四郎淵

【あらすじ】

あるところに、孫四郎という身なりは粗末だったが腰に立派な刀を差した不思議な男が住みついた。ある日、村の平助は、淵で昼寝をする孫四郎の刀がひとりでに動いて、襲いかかろうとした大蛇から孫四郎を守るところを見てしまう。平助は孫四郎に頼み、食べ物と刀を交換してもらい、山に入らぬよう告げるが、大蛇のことを知らない孫四郎は山で二度と戻らぬ人となってしまう。悔やんだ平助は沼の淵に「孫四郎淵」と名づけ、刀をさして供養した。