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No.116 狐田の伝説

【あらすじ】

昔々、雪の降る頃にお栄という女の子が一晩泊めて欲しいと一軒の農家にやってきた。暖かく迎えられ、数年後、お栄は息子の秋三と結ばれ、子供も出来て幸せに暮らしていた。しかしある年の田植えの季節、秋三はお栄に大きな白い尻尾があるのを見てしまう。次の日、正体を知られたお栄は、大勢の娘と共に葦やカヤを植え、朝になると白狐になって飛び去った。次の年、その田んぼは一面稲が実っていた。それからこの村は狐田村と呼ばれるようになった。