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No.114 猫やしき

【あらすじ】

ある農家の一人息子米蔵の嫁にきたお美代は、主人の治作と姑のツネにいびられていた。ある日、飼い猫のタマが化け猫の正体を現わし歌と舞いでお美代を慰めたが、他の人に話したら、命を奪うと脅した。しばらくして、お美代の悪い噂が村中に流れ、責められたお美代は、タマが化け猫であるということを話してしまう。家族はこれを信じてタマを捨て、平穏な日々が続いた。しかしある日、お美代の喉笛をタマが噛み切り、お美代は静かに天国へと召された。