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No.111 団子どん

【あらすじ】

昔、ある山に団子作りの上手なウメという婆さんがいた。ある日、団子の一つが仏壇から転げて家を飛び出し、ウメが追いかけると、地蔵様の口の中に飛び込んだ。地蔵様はウメに二枚の鶏の羽を渡し、「夜に鬼が姿を現すが、一切声を出さず、朝、鶏まねをするように」と告げた。その通りにすると、鬼たちは宝を置いたまま立ち去り、ウメはその宝を持って爺さんのもとに帰った。その話を聞いた隣の欲深婆さんは、地蔵様のもとに行き、鬼に食われてしまった。