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No.110 鬼の七里靴

【あらすじ】

昔、ある山の麓に子沢山な家族がいたが、飢饉続きで、長男以外の子供達を山に捨てる決心をした。この話を聞いた頭の良い次男は、山に行く道中、目印となる石を置いて行った。捨てられた子供達は鬼に連れ去られ、逃げようとすると、鬼は七里靴というとても速く走れる靴があるから、無理だと笑った。しかし、次郎は鬼が寝ている間に靴を盗み、それをはいて置いてあった石を頼りに家に帰った。兄弟を見て両親は驚いたが、それからは仲良く暮らした。