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No.107 鳥呑爺さん

【あらすじ】

昔、あるところに松治とトメという仲の良い老夫婦がいた。トメの作る弁当はとにかくうまかった。ある時、働き者の松治が居眠りをした隙にスズメ達が弁当を食い散らかした。しかし松治はスズメ達を怒らず、散らかった弁当の残りを集めて食べた。スズメ達は弁当のお礼に、松治のへその横に一本の毛を生やした。松治がその毛を何気なく引っ張ると、鳥の美しい声が響いた。それからは色々な祭りに行ってはみんなに聞かせ、やがて老夫婦は大金持ちになった。