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No.100 波鏡院の猫

【あらすじ】

波鏡院の和尚さんと猫の三毛はいつも一緒にいた。ある晩、和尚さんは三毛が寝床を抜け出していくのを見かけ、後をつけてみると、三毛は楽しそうに音頭をとりながら狸達と歌い踊っていた。その歌からは三毛がお寺や、和尚さんを愛する気持ちが滲み出ており、和尚さんは嬉しく思った。それから、このことが村で噂になったが、和尚さんは音頭が聞こえてきてからは村にはいい事が続いているから、そっとしておこうと言い、三毛と狸のことは誰にも言わなかった。