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No.098 安珍清姫物語

【あらすじ】

宿屋の主人と妻の千が、ある日熊野神社で女の赤ん坊を見つけ、清と名づけ大事に育てた。幾年か過ぎたある日、宿を求めた旅僧の安珍は、清が気に入り「お嫁にならないか」と軽い気持ちで言った。五年後、再会した安珍に清は迫った。しかし、修行中の身である安珍は逃げるように去ってしまい、清は蛇の姿になって追いかけた。やがて道成寺の鐘の中に隠れていた安珍を見つけ、鐘に蒔きつき火となって安珍もろとも焼き尽くし、二人は天へと召されていった。