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No.092 狸森の託善和尚

【あらすじ】

昔々、託善という真面目な和尚がいた。ある朝、大和和尚に託善と目が不自由な修行僧の行安が呼ばれ、託善に会津若松の天寧寺の大法要の取り仕切りを命じ、行安にも付き添いを命じた。大法要の最終日、姿の見えなくなった託善を探していた行安が託善の部屋に入ると、毛深い尻尾に触れた。その後、託善は自分の正体が狸であることを皆に明かし、お詫びにお釈迦様が亡くなった光景をみせた。終わると、その場には一匹の息絶えた狸がいた。