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No.090 味方不動尊

【あらすじ】

戦国時代の終わり頃、結城義親は佐竹義重との争いで苦戦していた。家来の寛成は、命を落とす寸前、弟の正成に形見として小さな仏像を残した。それを受け取った義親は天を仰いだ。その時、義親の後から、突然少年二人が現われ、義重の軍勢の中に消えていった。しばらくして義重軍の断末魔の声が聞こえた。引き上げてきた二人は「不動明王の使い、こんがら童子とせいたか童子なり、行く末も汝らを守らん」と言った。その後、その場所には不動明王が祀られた。