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No.089 汗かき地蔵

【あらすじ】

昔々、日照りが続き干上がってしまった川があった。様子を見に行った村人が干上がった川底でお地蔵様を見つけ土手まで上げようとしたが、全く動かなかった。その夜、月の呼びかけに目を開けたお地蔵様は、土手一面に咲く桜を目にした。そして月の声に従い、お地蔵様は歩いて土手まで上った。その後、雨が降り続いた。ある時お地蔵様は、村で流行った病気を、全身に汗をかいて治してくれた。それから汗かき地蔵と呼ばれるようになった。