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No.085 烏峠稲荷神社の伝説

【あらすじ】

平安時代、天皇から「蔵安蔵宗」という山賊の討伐を命ぜられた藤原俊仁は、山賊に押され白河の方まで後退した。先回りをしていた山賊に囲まれたとき、輝く絹をくわえた一羽の烏が飛んでいくのが見えた。そして烏が落とした絹を、白狐がくわえて山の方に消えていった。それを見た俊仁は「あれは我が氏神であるに違いない」と言い、軍の士気を上げ、山賊を打ち負かした。その後凱旋の折、この地に俊仁が建てた社を村人たちは「とうげさま」と崇めた。