■144話一覧へ戻る    ■前のお話へ    ■次のお話へ

No.082 おまん狐と小豆とぎ

【あらすじ】

辺川に住む竹三とトメは、ある雪の夜、おまんという老婆を一晩泊めてやった。それからしばらくして、トメは亡くなってしまう。トメの葬儀を済ました竹三が家に帰ると、亡くなったはずのトメの姿があった。ある日トメが、「私はおまんという狐です。私も先が短い身だが竹三に不自由はかけない」と言い残して消えた。その後、家の周りから「小豆とぎましょか」という声が聞こえ、村人たちが気味悪がったので、竹三はおまんを祀ってやった。すると声は聞こえなくなった。