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No.080 里白石悲恋物語

【あらすじ】

里白石の城主である相模守晴光には美しい奥方と目に入れても痛くないほどかわいがっている桜という娘がいた。桜姫は特に歳の近かった家老の息子、小太郎といつも一緒に遊んでいた。しかし成長すると全く会えなくなってしまった。そして桜姫は十五歳の夜、こっそりと小太郎との再会を果たし一目でひかれあった。しかし身分違いの仲が許されるはずもなく、小太郎が命を絶ち、姫も後を追い、乳母のしのまでもが二人の後を追うという悲しい結末をむかえた。