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No.076 五百川物語

【あらすじ】

京の都に住む紅姫は是之という位の高い男と結ばれ、皇子もでき、幸せだったが、ある日、皇子が乳房を噛んだことが元で病に伏した姫は亡くなってしまった。怒り狂った是之は「皇子を都から数えて五百番目の川の外に捨てて来い」と家来に命じた。家来たちは仕方なく夜中に皇子を連れ出した。家来たちは、五百番目の川があまりにも小さかったので、一本前を五百番目とし、そこに留まった。そこで命を落とした皇子のためにその地に八つの神社を築き「帳付神社」と名付けた。