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No.073 善導寺の黒仏様

【あらすじ】

村に住む孫助は、寺の本堂を改築し村人の相談役にもなっていた。仏様にお願いして山賊退治に成功した孫助はますます信心深くなっていった。亡くなった妻のために観音堂を建てることにした孫助は、京に新しい仏様を迎えにいった。仏様は盗まれないように金箔の上から墨を塗られて黒仏様と呼ばれていた。孫助はそれを持ち帰る道中で息を引き取ってしまうが、孫助の末期を悟った大山六佐衛門は孫助にかわって、黒仏様を善導寺に運び安置した。