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No.067 常光寺だんべい

【あらすじ】

ひょうきんな性格から村人にだんべいと呼ばれる男がいた。常光寺の和尚もだんべいを気に入り、寺の敷地に住まわしていた。ある日、だんべいはお世話になっているお礼に裏の池の草刈をしたが、刈った草を荷車と間違えて唐箕に積んでいた。そんな噂が城内に届き、お殿様に呼ばれた。お殿様に「面白い嘘をつけ」と言われただんべいは、「今日は嘘の本を忘れてきました」と答えた。『嘘の本』とは『嘘に本当はない』という意味を引っ掛けていたもので、一同大笑いをした。