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No.064 風邪引き地蔵

【あらすじ】

大きな屋敷に奉公に来にきていたイネはいつも赤ん坊を背負って働いていた。その姿を見た主人は「一日で一反の田植えを済ませれば、郷へ帰らせてやろう」と約束した。夢中で働いていたイネは、赤ん坊の様態が悪くなるのに気づかなかった。そして田植えを終えた頃、赤ん坊は息絶えていた。その後、村は凶作が続いた。困り果てた村人はお地蔵様を建てた。それから村は豊作となり、お地蔵様の首に縄をかけてお願いすると風邪を治して下さるようになった。