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No.062 角力とり仁王

【あらすじ】

妙法寺坂の燈明杉の辺りは昼なお暗く、化け猫や山賊が出ると言われていた。力自慢の泰造と権次郎もここで化け物に襲われたが到底かなわなかった。しかしある時、化け物の正体が仁王であることを突き止めた。数日後、村人たちと観音堂の下で眠っている仁王を見つけ、天井裏に封じ込めた。この仁王は仁王門に祀られていたのだが、新しい仁王が来たために追い出されて暴れていたとも、自由になって悪戯したものだとも言われている。