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No.057 おな石婆さん物語

【あらすじ】

腕のいい漁師の息子、真佐司と与佐司はとても元気で素直な子供だった。ある日、父親が漁で時化に遭い帰らぬ人となった。二人の兄弟は、嘆き悲しむ母のトメを支えながら立派な漁師に育っていった。やがて父親に劣らぬ漁師となった二人の息子だったが、ある時漁に出たきり行方がわからなくなってしまった。トメは入江が見渡せる場所で戻らぬ息子たちの名をずっと呼び続け、やがてこの場所で石になってしまったのだった。