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No.054 源翁和尚と熱塩温泉

【あらすじ】

源翁和尚という高僧が、作太郎という男を伴い水害に悩まされている熱塩村へ向かった。道に迷い通りがかった一軒の家で、村が水害にあっているのは大蛇が暴れているためだと教えられた。源翁と作太郎が川に向かうと、目の前に子を孕み、産みの苦しみから川を暴れさせている大蛇が現れた。和尚が念仏によって大蛇を苦痛から解放してやると、大蛇はこの川の橋になり、尾があった場所に温泉が湧き出した。その後、源翁和尚はここに示現寺を建て終生の地とした。