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No.053 陣場村の千海和尚

【あらすじ】

昔、陣場というところに千海和尚という徳の高いとても親切なお坊さんがいた。和尚は、村の子供たちに学問や知識を授けていた。そんなある日、和尚が床に伏せてしまう。村人が見守るなか和尚はお盆に生物を供え、家の墓参りの前に自分の墓を拝むことを懇願した。「そうすれば村を守ることを約束する」と言い息を引き取った。和尚の遺言を守った陣馬村には、その後疫病は全く入ってこなくなった。