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No.050 香野姫明神

【あらすじ】

時は平安、京の都に藤原実方朝臣という優れた歌人がいた。実方の才能をねたむ歌人のいざこざから天皇に「陸奥の国の歌枕を見て来い」と命を受けた。樵明神のお告げで最後の歌枕に向かった実方だったが、帰りを急ぐあまり落馬し命を落とした。一方、実方の帰りを待つ香野姫は、思いを募らせ後を追うが、その道中で病に倒れてしまう。そこへ白猪が現れ姫を村まで運んだ。しかし、村の人々の看病の甲斐なく、香野姫は息を引き取った。