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No.045 長法寺の竜

【あらすじ】

・昔、船引町の移町というところのはずれの伊母礼沢に伊母礼沢家という大きな家があった。一人娘である竜子姫は、ある時大きな病にかかり、夢で「かげ沼の水を飲むと治る」というお告げを聞く。人が誰も近づかないこの沼の水を母は父に内緒で飲ませた。病の癒えた姫はそれを同じ病で苦しむ人にも教えたいと父に懇願したが猛反対にあう。やがて姫は沼の主である竜に見初められ、妻となり家には二度と戻らなかった。