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No.044 川流れ地蔵

【あらすじ】

只見川の支流である野尻川の近くに治平とツネという老夫婦が暮らしていた。ある時、鶴吉と亀吉という幼い兄弟が野尻川の方を指差して騒いでいた。近づくとそこには川に流されて来たらしい地蔵様がいたので、治平が川に入って行ってこの地蔵様を救い上げた。地蔵様も治平も体が冷え切っており、鶴吉・亀吉兄弟とともに近くの八町温泉に入って体を温めた。二人は地蔵様を返したくないとせがんだ。しかし一度は地蔵様を元の場所に返したのだが、再びここに流れて来たのだった。