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No.040 長岡の天王桶

【あらすじ】

幼い三人のわが子を残しお父が亡くなった田吾作の家はお母が代って畑仕事に頑張っていた。田吾作も幼い兄弟の面倒を見ながらお母を手伝う日々が続いた。ある日、お母が高い熱を出して倒れてしまう。一向に快方に向かわないお母のため、田吾作は八雲神社に願をかける。満願の日、神様は「境内の井戸の水が霊薬になる」と告げる。この水を急ぎお母に飲ませると翌朝嘘のように元気になった。やがてこの水は「金明水」と呼ばれ、それを汲む桶が売られるようになった。