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No.038 あめ買いユーレイ

【あらすじ】

昔、この町に朝日前という親思いの娘がおり、両親が決めて迎えた婿とも仲睦まじく暮らしていた。やがて朝日前は子を宿したが、産み落とさぬまま亡くなってしまう…それからしばらくして、飴屋に毎日雨を一つずつ買いに来る若い女がいた。店の主人はこの女の手が冷たいのを不審に思い後をつけると、女は墓に消えた。そしてそこから赤ん坊の泣き声がするので、掘り起こしてみると生まれて49日目の赤ん坊が飴を握り締めて泣いていたのだ。