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No.037 大沢のにしん地蔵様

【あらすじ】

舟運で栄えた塩川のまちの繁盛している居酒屋にはお駒という看板娘がいた。ある時、お駒を取り合う太助と吾助という二人の男は店で大喧嘩をしてしまい追い出される。仕方なく魚の買い付けに向かった太助は財布がないことに気づく。慌てて店に戻った太助にお駒は「お地蔵様にお願いしたら」と告げる。素直に従うと財布はすぐに見つかった。太助は感謝の気持ちいっぱいで、買い付けの帰りにお地蔵様に「にしん」をお供えしていくのだった。