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No.031 岩崎砦の米の滝

【あらすじ】

鎌倉時代の本郷あたりは、本郷左ェ門という知恵も力もある男が治めていた。彼の軍は絶壁に切り立つ岩崎山に砦を築き立てこもった。長期戦に備え大量の食糧を運び上げ、用意周到であったが、やがて深刻な水不足が起こり始めた。敵陣もそのことに気づき裾野を取り囲んだのだが、そこは知恵ものの本郷左ェ門のこと。うろたえる家来たちをよそ目に、砦より大量の米を流し滝に見せかけ、その光景を目の当たりにした敵軍は負け戦を認めたのだった。