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No.029 姫君と名馬

【あらすじ】

昔々、都で評判の美しい姫がいた。その噂を聞きつけた時の大臣は姫に一目惚れし、妻にめとると決めた。しかしその時、姫のかわいがっていた名馬・今帝駒が暴れだした。その夜姫は今帝駒の夢を見、その子を宿してしまった。姫は大臣の怒りから逃れ、別の地で難産の末、子を産み落としたが、馬の様相であった我が子を目にし、帰らぬ人となってしまった。その後今帝駒も大臣の追っ手によって命を絶たれた。