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No.028 玄翁和尚と白狐

【あらすじ】

全国行脚をしていた玄翁和尚は那須の地で、前世幾度も悪行を繰り返しその悪念だけが石となって苦しむ白狐に出会った。この石は殺生石と言われ触れるもの全ての命を奪うが、玄翁だけは例外だったので「徳の高い方だと思い悪念を救ってくれるようにお願いに来た」と狐は懇願した。玄翁はこの殺生石を砕きその魂を救って慶徳の地に戻ると、狐は突然寺に姿を現し「この地を守る」と約束するのだった。