■144話一覧へ戻る    ■前のお話へ    ■次のお話へ

No.025 朝日長者と小野観音

【あらすじ】

ある日朝日長者の家の前に一夜の宿を求める有宇中将という位の高い男がたっていた。中将はそのまま屋敷に逗留し、娘の朝日姫と結ばれ、子を授かる。ところが中将は姫と子を残し都へと戻ってしまう。しばらくして朝日姫のもとに中将の訃報が届き、姫は泣き崩れそのまま倒れ帰らぬ人となる。ほどなく両親をなくした赤ん坊の世話をしてくれるという小菊という女が現れる。彼女は朝日長者が山で助けた猿だった。やがてその子は猿丸大夫と名乗り、立派な武将となった。