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No.018 安達ヶ原の鬼婆

【あらすじ】

都のある大臣の家に口の聞けない女の赤ん坊が生まれた。ある占い師が、姫の病は腹の中にいる赤ん坊の肝を取り出し食べさせれば治ると告げると、大臣は乳母の岩手に取ってくるよう命じた。旅路を彷徨った岩手は安達ヶ原に辿り着き、岩屋に身を隠してその時を待った。やがて一夜の宿を請いに来た身重の女の腹を裂いた岩手だったが、それが娘の恋衣だったことを知る。気がふれた岩手は人を喰う鬼婆と化すが、旅僧によって命と引き換えに魂を救ってもらうのだった。