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No.013 常姫物語

【あらすじ】

昔、佐布川村の江川長者に美しい娘がいたが、その娘は若衆達の憧れの的であった。やがて成長し常姫と呼ばれるようになった娘は、花見の時に冨塚伊賀守盛勝に出会い、一目で恋に落ちた。しかし、盛勝は祈願の為妻を持てないという。それでも盛勝のことを強く思う姫は恋患いの末、息を引き取ってしまう。悲しみに暮れる長者は夢に出てきた聖人の勧めで、姫の等身大の観音像を作らせ供養してやった。