■144話一覧へ戻る    ■前のお話へ    ■次のお話へ

No.011 明神と博士の背くらべ

【あらすじ】

会津地方に明神ヶ嶽と博士山という村人たちの守り神とされていた山があった。しかし村人たちはいつしか里に近い明神ヶ嶽だけを拝むようになった。面白くない博士山は「背くらべ」で勝負することを思い立った。勝利を収めた博士山は明神ヶ嶽に引っ越しをせまったが、明神は準備にひと月かかるという。約束の日、二つの山の間には、明神が作り上げた倉があり、博士山は引っ越すことができなかった。