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No.007 采女物語

【あらすじ】

昔、安積の里に働き者で評判の次郎と器量良しで評判のお春という夫婦がいた。お春はかつて宮仕えの女官、采女(うねめ)だった。ある日、年貢の催促に来た都の役人・葛城王はお春に惹かれ、都に無理やり連れて帰って采女にした。次郎を想うお春は月見の晩に都を抜け出し、無理を重ねて故郷に帰った。しかしお春を奪われた次郎は気が触れ、すでに死んでいた。そしてお春も次郎の後を追うのだった。