
No.115 馬面
【あらすじ】
あるところに歳三とトメという、仲は良いがとてもケチな夫婦が住んでいた。この夫婦は子を亡くして以来、何も信じられなくなっていた。ある日、野良仕事を終えた二人が家で昼飯に芋を煮て食べようとしていた時に、お坊さんがやってきた。「芋が食べたい」いう願いに、二人は「家の馬に食わすものだから、食うと馬になる」と断り追い返した。その後芋を食べた二人は、しばらくすると顔が馬のようになった。それからこの地は馬面と呼ばれるようになった。




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